ブログ 牧田総合病院

空芯菜はヒルガオ科サツマイモ属の野菜。熱帯アジア原産とされ、カルシウム、ビタミンA・B・C・E、β-カロテン、葉酸、鉄分、食物繊維、カリウムなどが豊富な緑黄色野菜です温かい地域では秋に朝顔のような真っ白い花が咲きますが、東京では花が咲く前に枯れてしまいます。

この夏牧田ガーデンでは空芯菜が一面に生い茂り、最も太い茎の直径は1.5もありました。



繰り返し(ほぼ無限)に収穫できたため、食堂では空心菜パスタ、残りは沢山の職員が持ち帰りで味わいました。



さて、日本ではあまり見かけない太い茎、食べ方を研究してみました。
歯が丈夫な方は、太い茎も輪切りに刻めば炒めて食べられます。
(ビタミン類摂取には油炒めがベスト)

柔らかさを調整するには、茎の太さで分けて、茹で時間を3―7分で調整します。
まとめて冷凍しておけば、味噌汁やスープ、サラダや和え物等に幅広く使えます。カリカリ食感は失われますが、山菜の水煮に似ています。
ゆで汁はハーブティーとしてそのまま飲んで ハチミツを加えてもほのかな風味を楽しめます。

太い茎は乾燥させて炒ればハーブティーとして長持ちします。

来年もたくさん育てて、安全で食物繊維たっぷりの健康野菜を職員にとどけ、元気な病院にしたいと思います。



  菜園担当  人事部 T